27日夜から続いている学生たちを中心に若者による抗議デモ。
大丈夫か、と家族、友人、知人から連絡が来ています。
ありがとうございます!大丈夫です!!
2017年から始まる普通選挙。
行政長官候補から民主派を排除するというニュースが目立ちますが、中央政府はあくまでも国家の安全を配慮した普通選挙を実施するとのこと。
行政長官候補を指名する指名委員会によって選ばれる人物は、民主派など政治派閥で線引きしないと中央高官(全人代香港基本法委員会主任)は発表しています。
つまりは排除するの外国勢力と結託し中央政府に敵対する人物と言っているのです。
<香港ポスト9月19日号より>

>pdf版はこちら
http://nararisa.blog.jp/hk_post_20140929.pdf
>web版はこちら
http://www.hkpost.com.hk/
では、なぜこのようなデモが?
返還から17年。
香港市民は国家安全の認識が薄いので若者を中心に中央決定を不条理に感じる人は少なく、
こうした感情が煽られて行動をエスカレートさせています。
すでに、学生を中心に70人逮捕、負傷者も40人を超えています。
<今朝29日の地元紙より>

広東語ですが、デモの様子の動画もご覧いただけます。→ こちら
http://youtu.be/w4q8fs8gTIs?list=PLQcmGU2t4gsp4RMgrqnMiaJq24FJyWGhz
そんななか、昨夜現場に行ってきました。
夜9時過ぎ、香港島中環(セントラル)。
若者たちが待つ大通りに向かう武装警官隊たち。



普段はトラムや車の多いセントラルの大通り。
座り込んだ若者たちが声をあげて民主化の主張します。

警官隊が、今回の大規模デモでは催涙弾を使用しました。
ゴーグルをし、ビニールを体に覆う若者たち。
マスクを配っていた学生が声をかけてくれ、私も一つ分けてもらいました。



銃を持っている警官に至近距離で、香港の自由化、民主化を訴える若者。


両手を挙げて無抵抗の若者たちが警察隊に歩み寄ります。


と、次の瞬間!
この至近距離で・・・




催涙弾が何発も放たれました。火花が飛び散り、悲鳴があがる。
敢えて、彼らが立つ場所に至近距離で発射しました。
向かい風で煙を吸いこんでしまい、私も涙がとまらず・・・
喉も痛くなりながらも撮影し続け、若者たちに今の思いを聞いてみました。
「香港は後にはもう引けないところまできている」
「自由を、真の普通選挙をしてほしい」
皆とても切実です。
10月1日は中国建国記念日、国慶節。
一日も早く沈静化してほしい・・・
今日も、デモが繰り広げられています。
大丈夫か、と家族、友人、知人から連絡が来ています。
ありがとうございます!大丈夫です!!
2017年から始まる普通選挙。
行政長官候補から民主派を排除するというニュースが目立ちますが、中央政府はあくまでも国家の安全を配慮した普通選挙を実施するとのこと。
行政長官候補を指名する指名委員会によって選ばれる人物は、民主派など政治派閥で線引きしないと中央高官(全人代香港基本法委員会主任)は発表しています。
つまりは排除するの外国勢力と結託し中央政府に敵対する人物と言っているのです。
<香港ポスト9月19日号より>

>pdf版はこちら
http://nararisa.blog.jp/hk_post_20140929.pdf
>web版はこちら
http://www.hkpost.com.hk/
では、なぜこのようなデモが?
返還から17年。
香港市民は国家安全の認識が薄いので若者を中心に中央決定を不条理に感じる人は少なく、
こうした感情が煽られて行動をエスカレートさせています。
すでに、学生を中心に70人逮捕、負傷者も40人を超えています。
<今朝29日の地元紙より>

広東語ですが、デモの様子の動画もご覧いただけます。→ こちら
http://youtu.be/w4q8fs8gTIs?list=PLQcmGU2t4gsp4RMgrqnMiaJq24FJyWGhz
そんななか、昨夜現場に行ってきました。
夜9時過ぎ、香港島中環(セントラル)。
若者たちが待つ大通りに向かう武装警官隊たち。



普段はトラムや車の多いセントラルの大通り。
座り込んだ若者たちが声をあげて民主化の主張します。

警官隊が、今回の大規模デモでは催涙弾を使用しました。
ゴーグルをし、ビニールを体に覆う若者たち。
マスクを配っていた学生が声をかけてくれ、私も一つ分けてもらいました。



銃を持っている警官に至近距離で、香港の自由化、民主化を訴える若者。


両手を挙げて無抵抗の若者たちが警察隊に歩み寄ります。


と、次の瞬間!
この至近距離で・・・




催涙弾が何発も放たれました。火花が飛び散り、悲鳴があがる。
敢えて、彼らが立つ場所に至近距離で発射しました。
向かい風で煙を吸いこんでしまい、私も涙がとまらず・・・
喉も痛くなりながらも撮影し続け、若者たちに今の思いを聞いてみました。
「香港は後にはもう引けないところまできている」
「自由を、真の普通選挙をしてほしい」
皆とても切実です。
10月1日は中国建国記念日、国慶節。
一日も早く沈静化してほしい・・・
今日も、デモが繰り広げられています。