皆さん、こんにちは!
香港からアジアリポートをお届けしている、楢橋里彩です。


前回のブログではバーやパブのような夜の世界の競争が激しい話を書きましたが
宝飾店も同じく、多すぎるほどです!

HONG KONG -Â?Â? MAY 27: Central District: Traffic and city life in this Asian international business and financial center. The city is one of the most populated areas in the world. Hong Kong May 27, 2008. - stock photo


エリアによってはコンビニより宝飾店の方が多いくらい、激戦地化している香港です。

Garnet jewelry shop window display - stock photo

こうした香港の宝飾市場の成長は中国の経済の影響を大きく受けています。

本来、香港は世界のジュエリーの供給メーカーでした。
香港人が経営しているジュエリー工場が広東省に多く点在し、90年代から2000年代初期は世界の輸出の中心基地でした。

ところが、中国の経済が上向きになると・・・皆さんのご存じの通り。
多くの中国人客の長蛇の列、列、列!

ここ10年で中国の富裕層の宝飾品購入が香港でぐんと増加しています。
関税がかからない香港では、様々な分野でビジネスには恵まれた環境ではありますが、その分、業界内の格差も生まれます。
中小企業は資金力がないために、閉店せざるおえず。
目立つのは大手宝飾店。
大型チェーン店の力をまざまざと見せつけられている状態です。

gosho

こちらの写真は、香港の日系ジュエリー会社として第一線で活躍されている、O's Creation. Ltd. Hong Kong代表の松浦 修さん。

70年代に初めて来港し、それ以降、東京、ニューヨーク、アジアから世界の宝飾業界を見つめ、2006年に香港でご自身の会社を立ち上げたのも束の間、リーマンショックなどで大きな打撃を受けたそうです。
経済が大きく揺れているなかの事業のスタートは、想像を絶するほどの大変なものだったとのこと。

そんな松浦さんのジュエリーに対する思いを先日インタビューをさせていただきました。
こちらの様子は、世界を席巻ASIAN旋風で、まもなく公開しますので、ご期待ください!!

現在、世界を席巻!ASIAN旋風では、Bar Baunaseraの森川英雄さんのインタビュー前編を掲載中です。
日本製のウイスキーや日本酒が注目されている香港で、どのような店作りを目指したのか。
バーテンダーでもあり、経営者でもある森川さんにお話を伺いましたので、まだ読まれてない方はぜひこちらもご覧ください!


そうそう、6月21日の土曜日に日本でセミナーの司会を行う事になりました。
6月21日(土)開催 アメジスト香港海外投資特別セミナー
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以前、ブログの方でも紹介したZNAPも体験できるそうで、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

久しぶりの日本、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

※普段は香港にいますが、日本での仕事もお受けしてますので、司会などのご相談がありましたら、こちらからお問い合わせください。