香港ー最新情報
◆コロナウイルスの検査、殺到で限界に
新型コロナウイルス(COVID―19)の検査を行う市民が急増しているため公立と民間ともに検査室は処理能力の限界に瀕しています。
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△星島日報
浸会医院では20日午前5時から多くの市民が検査を受けるために行列をつくり、約2時間で当日検査枠は満杯。

病院側は前週末から検査需要が急増し、毎日のように処理能力を上回る100件以上の検査を処理しています。

湾港安医院では1日に300件の検査枠を提供しており、診察代を含まない費用は1500〜2470ドル。

20日に検査を予約した場合、早くとも8月5日にならないと検査枠がありません。

1日400件の検査枠を提供している養和医院も毎日の検査量はすでに飽和状態で、コンピューターシステムの表示では早くても2日後でないと検査枠がないとのこと。

カノッサ医院も即日の検査は不可能となっています。

ウイルス流行第3波を受けて政府は検査量を大幅に増やし、過去1週間には毎日約1万件の検査が行われました。

この検査量は香港大学微生物学系講座の袁国勇・教授が提唱していた1日7500件より多く、医療システムの崩壊も懸念されています。
参照:20日付星島日報
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