香港ー最新情報
◆入境者に対する強制検疫措置を延長
特区政府は2日、「予防及控制疾病条例」(第599章)の下での新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行に対する最新の防疫措置を発表しました。
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政府は入境管理措置について引き続き香港とその他の地域の間での人の流動を制限し、強制検疫措置を実施することでウイルス感染の流入ケースを防ぐと発表。

ただし公共の健康に関するリスクを見極めて段階的に検疫措置を緩和することも考慮するとのこと。

このため政府は「若干到港人士強制検疫規例」(第599C章)と「外国地区到港人士強制検疫規例」(第599E章)を修正し6月5日午前零時から発効すると官報に掲載しました。

中国本土、マカオ、台湾に関する第599C章の有効期限を1カ月延長し7月7日まで、外国に関する第599E章は3カ月延長し9月18日までとなりました。

また同日の香港メディアによると、食物及衛生局の陳肇始・局長は広東省・マカオ両地の政府と検疫措置と検査の相互承認システム確立について協議していることや、香港の「健康コード」策定も行っていることを明らかにしました。

同局の陳偉基・副秘書長は、人の往来の段階的な緩和、旅客の検疫・検査結果の相互承認、健康コードについて3地政府で協議中であると説明したほか、プライバシー保護が大前提で、市民の個人情報を広東省やマカオで共有するわけではないと強調しています。
参照:香港特区政府公式サイト
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