４日に発表された「世界大学ランキング」で香港の大学の順位が後退したことが分かりました。

５日付『文匯報』によりますと、高等教育分析機関のQuacquarelli Symonds（QS）が発表したリポート「世界大学ランキング」には香港の各大学から計７６学科が世界の上位５０位にランクイン。
アジアでは中国本土の１００学科に次いで多かったものの、過去２年続いて明らかな後退が見られています。

写真は香港理工大学
上位１０位に入った香港の大学の学科は、香港大学の歯科（４位）と教育学科（７位）、香港理工大学のホテル・レジャー管理学科（７位）、香港演芸学院のパフォーマンス芸術学科（７位）の４つ。

香港大学は３０学科が上位５０位に入りましたが、アジアでは北京大学に次ぐ５位となっています。
スウェーデンの著名学者は香港の大学の後退について、中国本土が高等教育面での投資を強化して大学が台頭してきたのと関係あると指摘しています。
４日付「文匯報」