香港ポスト最新号・イベント最前線リポート「注目される日本ワイン」
夏から秋にかけて香港で開催される国際イベント「フードエキスポ」「レストラン&バー香港」「香港ワイン&ダインフェスティバル」などは商談会と同時に一般公開され試飲が楽しめるイベントとしても知られています。
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酒税が完全撤廃されて今年で10年。
近年急増している中国本土のワイン消費量へのさらなる期待も高く、貿易・流通ハブの役割を担う香港は今後一層重要な位置づけになることでしょう。
こうしたなか、香港をはじめ、海外からの評価が高まっているのが「日本ワイン」です。

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生産者、産地、品種の多様化が進み、2000年以降、日本国内のワイナリーの数はおよそ300軒にのぼる。なかでも特に急増しているのが、北海道と長野県
日本ワインの醸造には、日本独自の品種、甲州やマスカット・ベーリーA・シャルドネ、メルロなど、ヨーロッパ原産のぶどう品種も使われます。雨量が多く、多湿な日本の気候は、欧米とは異なる生育条件ではあるが、こうした風土をうまく活かし、独特の味わいに仕上がります。download
今年1030日からは、日本のワインのラベル表示が一新し、日本産ぶどうを使い日本で醸造したワインを一括表示欄に「日本ワイン」と記載することが義務に。こうしたラベル表示の改定は、日本食文化に根付き始めている日本ワインを地酒として世界に広めていく大きな役割を果たすことになるでしょう。download
今回の「イベント最前線リポート」では、
2016年より香港で日本ワインを専門に取り扱い、香港内のレストラン、ホテル等へ販売する
J-Vinifity Co., LTD」ディレクターの山田香織さんに、香港におけるワイン市場の動向、日本ワインの魅力と今後の可能性について伺いました。
インタビュー内容はコチラから。