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ライセンスビジネスの展示会としてアジア最大規模といわれる「香港国際ライセンスショー」
9日~11日まで湾仔・コンベンション&エキシビジョンセンターにて、開催されました。
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15回目を迎える今回は12の国・地域と900を超えるブランド、370もの企業・団体の出展。期間中は2万1000人、およそ100カ国から業界関係者らが来場、ビジネスマッチングが繰り広げられました。
ジャパンパビリオンは、一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会と日本貿易振興機構(JETRO)両団体による官民連携での共同開催を昨年から行っています。 
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今回は、25社と過去最大規模となり、海外ビジネスパートナーとの新規取引など、新たな販路開拓を目指します。
日本のライセンスビジネスは、世界的にも大きく重要な市場。これまではゆ るキャラ、癒しものなどから人気を集めてきました。
今年はゲームキャラクターを強化しているとのこと。
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(写真)愛媛県ゆるキャラ「みきゃん」と、香港でも世代を超えて人気のウルトラマンとともに☆

「一次コンテンツは世界的に認知されているが、ライセンスビジネスといった二次展開をしていくうえで日本を代表するゲームコンテンツをさらに強化していきたい」と話されたのは、
一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会事務局長 大椛健史さん。
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(写真)右からJETROサービス産業部クリエイティブ産業課長 増田智子さん、キャラクターブランドビジネス協会 副理事長 東山靖さん、JETRO香港所長 伊藤亮一さんと。
クール・ジャパン戦略の一環として、総務省と経済産業省が実施している「ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション支援助成金(J-LOP)」が2014年3月に開始されて以来、ライセンスショーへの出展、問い合わせは増えています。
さらに中国市場にも変化が。
照表管理についてこれまではリスクマーケティングが目立っていた中国本土ですが、ここ最近ではライセンスを商売にするエージェントの基盤が固まり照表管理に対する認識が高まっている傾向にあるのだそうです。
「これまでは香港のエージェントを通して本土にキャラクターを輸出するという流れだったが今後は直接的なやりとりが可能になる。こうすることで収益構造が大きく変わってくる」。

今後の中国本土での事業展開に期待を高めています。