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14日に発生した「熊本地震」の被災者支援のために、香港在住の日本人ダンサー・ミュージシャンの有志で開催されたチャリティーイベント「PRAY for Kumamoto, Kyusyu,PLAY for Kumamoto, Kyusyu」
尖沙咀・K11というショッピングモール内にある、モンゴル、ウィグル料理を楽しめるレストラン「Al Pasha」で行われました.
レストランエントランス入るとそこはもうアラビックな世界☆
ここでは普段からベリ―ダンスショーも観られます。
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募金箱も設置して寄付金を募りました(今回の募金は全て日本赤十字社に送られます)
ボックスをもっているのは、ベリーダンサーの齋藤望美さん
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今回フィンガーフードや飲み物は、主催者や支援してくださった皆さんが準備された、まさに手弁当の支援イベント。
熊本地震から10日で実現させました。

九州・熊本を心から応援したい、何とかしたいというパフォーマー、一人一人の気持ちを強く感じた催しとなりました。
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福岡出身で、福岡から直輸入されている鮮魚を取り扱う、尖沙咀の寿司屋「三笠屋」さんからはお稲荷が。そして、日本酒は、香港から日本へ旅行する方のためのサポート会社Of Course Japan Limited代表の山根雅規さんから。Of Course Japanでは、主に個人旅行者向けに日本にご旅行される前のプランの立案など細やかなサポートをしています。
山根さんは「素早く行動を起こした主催者の皆さんに強く共感しました。何かできればと思っていたので、こういう形で支援できたことを嬉しく思います」と話されました。
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13時過ぎにイベントはスタート!ベリーダンス、日舞、中国舞踊、ギターにフルートなどなど…。香港で活躍されるパフォーマーの皆さんの華麗なショーに、会場は立ち見の方も多かったほど。大盛況でした。
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今回素晴らしいショーを披露された、18名の皆さん。

香港でご活躍される、
日本舞踊 若柳流師範である若柳智香さん(写真)
「今回会場には日本人以外の方々も多く来てくださいました。今回のイベントを通して、日本をより知っていただくきっかになれたらと思います。天災はどこに住んでいようと起こりえることです。今回のイベントを通して、皆で助け合うこと、絆を深めていくことの大切さをそれぞれが感じてくだされば嬉しい」と話されました。
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香港人ダンサーのエルシーさん(写真・下・右)は、ちょうどこのとき熊本に滞在、16日の本震を体験しました。「あの時、南九州の旅行中で、南阿蘇に宿泊していました。本震が起こった時は大きく怖かったです。初めての経験でしたのでパニックでした。夜は寒かったのですが、地元の人たちやボランティアの方々がとても手厚いケアをしてくださり、感動しました」とエルシーさん。今回のことで日本の印象は(地震を体験したことで)変わったかと聞くと即答で「ますます好きになりました。さらに日本や日本人の素晴らしいところを発見することが’できました。また落ち着いたら絶対に熊本に行きたいです」とにっこり。
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今回のイベントの主催者である、野田偲さん(右)とルミ・プティさん(左)ルミさんは「無事に終わってほっとしました。多くの方に見て頂き支援してもらったことも感謝しています。5年前の東日本大震災の時には祖母の自宅が流されたのですがその時は、私自身は無力でなにもできませんでした。その思いが今回背中を押しました」。
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偲さんは私と同じ福岡出身。熊本には多くの友人が被災したと話します。震災後、いても立ってもいられず、すぐに何か形にして支援したいと、立ち上がりました。
「とにかく行動がすべてだと思いました。被災地にむけて自分に何ができるかと思った時に”踊り”しかないと。踊りから皆さんに元気を与え、ここから応援している思いを九州に届けたかった。それが実現できて本当に嬉しい」。

今後もこうしたイベントなどを通して日本のサポートをしていきたいと力強く話されたお二人。素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました☆
今回集った観客は130名以上、寄付金は39,420香港ドル(約55万円)でした。

この日、会場にいた全員の”想い”が九州に届きますように…