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銅鑼湾駅前にある商業施設「wtc more 世貿中心(ワールドトレードセンター)」では現在、新春イベント<糖雕藝術迎新禧>が開催中!
1Pにある中庭スペースコーナーではドーンと巨大な金魚のオブジェ★
この新春イベントの一環として、日本の飴細工職人・手塚新理(てづか しんり)さんが手がけた十二支、金魚、鶴など正月に相応しい飴細工の作品が展示されています。
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実際に作品を見せていただくと・・・まるで本物!!
しかも手のひらに乗るほどの小さな作品。
空気に触れてしまうと、溶けてしまうので、90度に熱した飴をギリギリのなかで制作していきます。
その時間、一つの作品を専用の握りハサミ一本で10分ほど。あっという間に金魚のできあがり。

展示会初日は、来港された手塚さん自らデモンストレーション。
初めて飴細工を見た人も多く、その美しさと手際良い手塚さんの作業に驚嘆の声が上がるほどでした。
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飴細工職人 手塚新理さん
平成元年生まれの手塚さんは日本国内で10人もいないと言われる数少ない、若手飴細工職人。
元々は花火師として仕事をされてきましたが、20歳のときに飴細工に出会い、魅了され、なんと独学で学ばれたそう。そしてご自身の工房「浅草飴細工 アメシン」を2年前に立ち上げると、メディアからも取り上げられるほどに。浅草と東京スカイツリーにある店舗では飴細工の作品の実演販売、体験教室なども行っています。

海外での展示会は昨年のニューヨークに次いで2回目。初香港。
日本と比べ湿度がかなり高いので、実演する飴の水の分量を従来より減らすなどしています。
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手塚さんは「飴の歴史は古く奈良・平安時代から、そして飴細工という文化が生まれたのは江戸時代から。こうした伝統技術を守るためにも、これまでと同じことをし続けていたら、きっと埋もれてしまうと思う。
大切なことは、時代の流れと共に進化したものを作ること。新しい形で日本の伝統技術を発信していきたい」と話されました。

手塚さんの作品は2月22日まで、銅鑼湾ワールドトレードセンターの1P中庭で展示中です。

【wtc more世貿中心】
所在地 280 Cloucester road, CausewayBay