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香港で13店舗展開しているおにぎり屋といえば「華御結(はなむすび)」
華御結は、現在1店舗あたり1日の売り上げが1000個という人気店です。
その理由は日本米を使用していること、具だくさんのスープ、栄養バランスを考えたお弁当が豊富にあること。’
オープンしてから5年経つ今では、日本人以上に香港人をはじめとした多国籍のお客さんが9割を占めるほどになりました。

そんななか同店を展開している百農社国際有限公司は、3日、セントラルにあるIFCモール3階に
プレミアムブランドとして「TEN-MUSUBIをオープンしました。
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TEN-MUSUBIのこだわりは、なんといっても、もっちり、甘味のある「新潟産コシヒカリ特Aクラス100%」使用していること。しかも今年収穫したばかりの新米を香港で精米。まさに出来たての状態で香港で提供します。
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さらに、お弁当は、オーダーを受けてから炊き立てのご飯を入れます。あったかご飯は嬉しい~(^^)
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お弁当は副菜がたっぷり入っている天御膳(100ドル)、椿御膳(120ドル)など5種類。
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おにぎりは、辛口明太子(25ドル)、ツナマヨ(25ドル)、焼肉(25ドル)、塩麹鮭(25ドル)など5種類。メニューは今後、定期的に変えていくとのこと。
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百農社国際有限公司の董事長 西田宗生さんと。
「香港は、最大の輸出先。多くの人に(日本食が)消費されている香港で、より日本米を食べてもらいたいというのが最大の願い」。
これだけ日本食が好まれている香港ではありますが、実は《日本米》自体は、さほど浸透していないのが現実。

昨年の米の輸出量はおよそ4500トン。国内価格の下落、円安などで和食人気に伴い徐々にではありますが、確実に伸びています。
とはいえ、国内の生産量がおよそ800万トンと考えると、まだまだ厳しい道のり。

西田さんは「より知ってもらい食べてもらうためには、まずは、リーズナブルで手軽に食べられる「おにぎり」の旨さを知ってもらいたい」と話します。
おにぎりのような「冷たいご飯を食べる習慣」がない香港では、なかなか難しいのでは、と問うと、
「それは美味しい状態の日本米を口にしている人がまだ少ないから」と西田さんはきっぱり断言。

日本米の正しい炊き方、美味しい食べ方をまだ知らない人が多いなかで、今後いかに知ってもらうか。新たな挑戦に挑んでいきます。

「TEN-MUSUBI」 IFC Mall店
所在地 Shop 3098A, PODIUM LEVEL3, IFC Mall, Central
時間 11時~20時(月~日)